3Dプリンティング&AM技術の総合展「TCT Japan 2021」開催決定!―株式会社 JTB コミュニケーションデザイン
同展示会は、他のイベントや展示会と同様、昨今のコロナウイルス感染拡大による東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の開催延期の影響を受けていたが、 2020 年 12 月 9 日(水)~11 日(金)の 3 日間、東京ビッグサイト西・南ホールで開催することが決定されたとのことだ。(画像は、TCT公式Webサイトより引用)
TCT Japan 2021 開催概要
- 会期:2020年12月9日(水)~11日(金)10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト西・南ホール
- 搬入・設営日:12 月 7 日(月)、8 日(火)
- 搬出:12 月 11 日(金)展示会終了後、即日撤去
※開催展示会:素材、材料、加工技術、エネルギー、水処理分野の全 15 展示会を同時開催する
※各展示会の開催ホールは 6 月下旬に発表予定。出展小間位置の選択は 7 月より順次案内
詳細は、以下をご覧いただきたい。
前回から引き続き、TCT Japanの公式メディアパートナーを務めさせていただく私たちShareLab編集部も、昨年度のTCTでは展示会出展者の事前取材を中心に、3Dプリンティングの最新情報をお届けした。
株式会社 JTB コミュニケーションデザイン
同展示会を主催する株式会社 JTB コミュニケーションデザインには、世界に誇るTCTブランドから、展示会の開催規模、見どころまで、その魅力を余す所なく語っていただいた。
EOS Electro Optical Systems Japan
同展示会で一際大きなブースを持っていたEOSは、ドイツの金属・樹脂3Dプリンターメーカーとして世界的に有名だ。EOSは、30年以上の業歴を誇る老舗企業ながら、日本法人が設立されたのは2017年になってのことだ。
日本では総代理店の株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ社を通じて販売されてきた。EOSの強みから、日本法人設立の経緯、今後の計画について、リージョナルマネージャーである橋爪氏にお話を伺った。
Formlabs
昨年度のTCT Japanでは、カジュアルな雰囲気を纏ったブースで注目を浴びていたFormlabsは、MITの学生が起業した3Dプリンターの製造メーカーだ。数十万円台で購入できる比較的な安価なプロシューマー機になる。
精度が高い開発当初のコンセプトを活かした製品作りを進めており、現在では世界で50,000台以上が稼働し、4,000万点以上の部品を出力している。そんな同社に、当時の新機種や用いられている技術など広くお話を伺った。
VANLINKS株式会社
VANLINKS株式会社は海外ブランドの日本正規代理店として、倉庫物流・販売・サポート・広告・マーケティング領域について幅広いソリューションを提供している。TCT Japan 2020では、米国及び中国に拠点を置く3Dプリンタプロバイダー Snapmakerの新型多機能3Dプリンターである Snapmakerシリーズを展示しており、同社のClara RAO氏にその強み・特徴をお話しいただいた。
九州大学グローバルイノベーションセンター藤野研究室
積層造形の材料として、九州大学藤野研究室の石英ガラスの光造形も非常に注目を浴びていた。透明度が高く、耐熱性にも優れ、機械的強度も高い石英を自在に造形できる。記事ではその魅力、研究の経緯、これからの取り組みに関してご紹介している。
TCTの概要
TCTとは?
Time Compression Technologyの略称であり、産業分野の新製品・技術開発において、3Dプリンティング/AM技術を始めとした製造プロセスの加速化・最適化を図る技術のことを指す。
展示会としてのTCTは、3Dプリンティングに関する製品・技術・サービスが一堂に会する専門展示会“3D Printing”展として、2015年に初開催した。毎年成長を続け、2019年よりRapid News Publicationsとの共催の下、リブランド開催している。
4万人以上もの来場者があった前回のTCT Japan 2020
3Dプリンティングに関する製品・技術・サービスが一堂に会する専門展「3D Printing」を、Additive Manufacturing(AM技術)の価値最大化を目的に、「TCT Japan」として国内初開催したのが前回であり、2020年1月29日(水)-2月1日に計3日間開催され、4万人以上もの来場者があった。
関連情報
3Dプリンタ―の”先進っぽさ”を感じさせる作りに男心をくすぐられる毎日。さまざまな業界にて活用されるアディティブ・マニュファクチャリングの今をお届けします!最近のニュースは、鳥を飼い始めたこと。