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ShareLab NEWSハイライト記事ー2021年7月12日~7月30日

毎日こまめに3Dプリンター関連のニュースを追いかけるには、時間と労力が必要だ。そこでShareLab NEWS編集部が直近2週間の主要ニュースをハイライト記事としてまとめて皆様にお届けする。

今回は7月12日~7月30日のハイライト記事を一覧で紹介。
水と空気で後処理を高速化させる最新3Dプリンターの登場や、建築業界のDX化促進のための企業協業などのトピックが注目を集めた。日本ミシェランタイヤが本社フランスで進めている人材育成プラットフォームのトレーニングを日本でも開始。また、ダッソー・システムズが大手建設会社と協業を拡大し、建築業界のDX化促進を狙うなど、3Dプリンターを企業協業で促進していく動きが進んできている。

また、ShareLab NEWS編集部がコミカミノルタなどが登壇したオンラインカンファレンスに参加したレポート記事や、3DCADのソフトウェア一覧、3Dプリンター活用が進む航空宇宙産業での注目企業の紹介など特別記事も公開。3Dプリンター業界の最新動向を逃さずチェックしてほしい。

後処理工程短縮できる最新3Dプリンター誕生

Wematter、後処理が最大83%短縮できる3Dプリンター「Density 2021 Gen II」を発表

スウェーデンの3Dプリンターメーカー Wematter は新製品として、後処理の高速化を目的としたウォータージェットキャビネットの新モデル「Density 2021 Gen II」を発表した。この次世代型ウォータージェットキャビネットの最大の特徴は、水と圧縮空気を組み合わせて使用することで、3Dプリントされたパーツを素早く処理し、生産性を大幅に向上させることができる。

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3Dプリンターの活用に向け、企業の協業が進む

ダッソー・システムズがブイグ・コンストラクションと協業を拡大。建設業界のデジタル・トランスフォーメーションを推進

ダッソー・システムズおよびフランスの大手建設会社であるブイグ・コンストラクションは両社の戦略的パートナーシップ契約を更新したことを発表した。契約の更新を通じて、3DEXPERIENCE プラットフォームの研究開発を進め、同業界のSDGs(持続可能な開発目標)達成に取り組むとのこと。3DEXPERIENCE プラットフォームはものづくりのみならず、建設業界におけるバリューチェーン全体の効率化・刷新を可能にするツールだ。プロジェクト管理の効率化を促進し、設計から運用までを通して役立てられる。

今後、建築業界の「人手不足によるノウハウ継承」「効率的なサプライチェーン構築が難しい」「図面などアナログ業務が残る」などの課題解決策として建築業界のDX促進のニュースは注目していきたい。

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日本ミシュランタイヤ、群馬県内企業と3Dプリンティング人材育成で連携

日本ミシュランタイヤは、群馬県内の中小企業7社と共同で3Dプリンティングに代表される積層造形技術に関する技術者を養成する連携組織「群馬積層造形プラットフォーム」を立ち上げた。ものづくりのデジタル化が進む中、新たな技術を取り入れることで地元製造業の体質強化を図るのが狙いだ。

ミシュラン本社があるフランスでは、既に同様の人材育成プラットフォームのトレーニングが始まっており、今回の設立により、群馬県にも同様のトレーニングを導入し、積層造形のノウハウを持つ人材を増やしていくとのこと。

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ShareLab NEWS編集部 特別記事ご紹介

オンラインカンファレンス”JAMM9″参加レポート-コニカミノルタ/Conflux Technology/日本積層造形

LINK3D Inc.主催の3Dプリンティング・積層造形オンラインカンファレンス”JAMM9”に参加した。今回の登壇企業は3社、3Dプリンターを自社製品の製造に活用しているコニカミノルタ、オーストラリアのConflux Technology、国内初の金属3Dプリンターのサービスビューロである日本積層造形株式会社。

本参加レポートでは、特に印象的であった箇所をかいつまんでお伝えする。今後、3Dプリンター活用・導入を検討している方にはぜひご覧いただきたい。

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3Dプリンターに必要なソフトウェアとは【3DCAD編】

3Dプリンターを導入したあと、何が必要で、どんな使い方があるのかを知らない方も少なくないだろう。今回はそんな3Dプリンター初心者の方に向けて、3Dプリンターを動かすために必要なソフトウェアを中心に、3Dプリンターに必要な基礎知識を紹介。

企業での利用が進む3DCADデータのメリット・デメリット、さらにハイエンド~ローエンドまで機能別の3DCADのソフトウェアの一覧も記載。3Dプリンターを使う目的に合わせて最適な3DCADソフトを見つけるための参考としてご活用いただきたい。

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航空宇宙産業で進む3Dプリンター活用と業界の注目企業

さまざまな産業界でその活用が進む3Dプリンティング技術。その中でも航空宇宙産業は3Dプリンティング技術を早くから採用してきた産業の1つであり、その事例は海外を中心に数多く存在する。航空宇宙の製造業では、複雑な形をした多くの部品に金属材料、ケミカル材料など多くの先端素材が使用される。このため、自由な形状を造形できる3Dプリンターとは必然的に相性が良い。また3Dプリンターで使える先端素材についても、今日では業界基準に耐えうるものが続々と出てきている。

今回はそんな航空宇宙産業の業界を俯瞰した3Dプリンター活用動向と世界最大の航空宇宙機器メーカーであるボーイング社の活用事例や、米国のブルーオリジンやリレティビティースペースなどスタートアップ企業などの3Dプリンターの活用事例と、注目の海外スタートアップを紹介する。

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