Polymaker社製の2色混合フィラメント9色が発売開始 ― サンステラ
株式会社サンステラ（以下、サンステラ社）は、Polymaker社製3Dプリンター用PLAフィラメント「PolyLite PLA Dual」シリーズの販売を開始した。
2色の光沢のあるフィラメントを1つのリールにまとめた特殊なフィラメントで、見る角度や造形する角度によって見え方が変わる。フィラメントは9色展開している（画像はフィラメント「PolyLite PLA Dual」／出典：サンステラ社）
PolyLite PLA Dual は植物由来の素材で環境にやさしい
「PolyLite PLA Dual」のPLAとはPoly Lactic Acidの略称で、ポリ乳酸と訳される素材のことをいう。ポリ乳酸は原材料の100％を植物とする熱可塑性プラスチックだ。
サンステラ社のPolyLite PLA Dualは金属のような光沢があるのが特徴的な素材だ。2色のフィラメントを1つにまとめてあるため、展開されている9色のカラーのそれぞれに2つの色表記がされている。
販売されているカラーは以下の9種類である。
- Caribbean Sea Silk（ブルー/グリーン）
- Sunset Silk（ゴールド/レッド）
- Aubergine Silk（ライム/マゼンタ）
- Banquet Silk（ゴールド/マゼンタ）
- Beluga Silk（シルバー/ブルー）
- Sovereign Silk（ゴールド/パープル）
- Jadeite Silk（グリーン/クローム）
- Crown Silk（ゴールド/シルバー）
- Chameleon Silk（イエロー/ブルー）
糸状のフィラメントを巻き付けるためのスプールには、市場から回収した廃棄段ボールが原料として使用されており、こちらでも環境への配慮がなされている。
ShareLab NEWSでは過去にPolymaker社製の別素材「PolyTerra PLA」についても取り上げている。こちらは艶のないマットな質感が特徴の素材である。PolyTerra PLAについて、詳しくは以下のリンクからご確認いただきたい。
カラー3Dプリント素材に関する記事
ShareLab NEWSでは、これまでにもカラーの特徴的な素材や素材を活かした造形サービスについて取り上げている。以下の記事もあわせてご覧いただきたい。
国内外の3DプリンターおよびAM（アディティブマニュファクチャリング）に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。
