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デスクトップ3Dプリンター「MakerBot®」の新機種登場-丸紅情報システムズ株式会社

丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は、MakerBot社(以下、メーカーボット)製FDM™方式(熱溶解積層方式)3Dプリンター「METHOD CARBON FIBER EDITION(メソッド カーボンファイバーエディション)」と「METHOD X CARBON FIBER EDITION(メソッド エックス カーボンファイバーエディション)」の取り扱いを開始したことを発表した。(写真はMSYS公式サイトを引用)

METHOD、METHOD Xの新エディションの特長

CARBON FIBER EDITIONは、メーカーボットが2019年に発表したデスクトップ3DプリンターMETHODとMETHOD Xの新エディションである。ワールドワイドで記録的なベストセラーを記録し続けてきたReplicator(レプリケーター)シリーズの扱いやすさと、Stratasys社から提供された高度なテクノロジーの双方を兼ね備えた、これまでにない高機能デスクトップ3Dプリンターとなっている。コンパクトなサイズかつ低価格でありながら高機能材料を使用可能なMETHOD・METHOD Xは、ものづくりの現場で身近に役立つツールとして、設計・デザイン・機能検証・治具作成など幅広い場面で活用が期待できる。

この新エディションではMETHOD、METHOD Xの各本体に、MakerBot NYLON CARBON FIBERモデル材料に対応する新しいタイプの造形ヘッドを備えている。

新しいモデル材用造形ヘッド(左)と対応するサポート材用造形ヘッド(右)(引用:MSYS公式サイト)

また、炭素繊維強化ナイロンからなるNYLON CARBON FIBERモデル材料は、強度、剛性、耐熱の特性に優れ、構造体や金属部品の代替用途としての活用に期待できる。METHOD・METHOD Xの加熱ビルドチャンバーは造形室内を密閉し温度制御をすることで、造形品質を向上しかつ反りや失敗の少ない安定した造形が可能となり、マニュファクチャリングツールや最終製品の代替部品の造形を実現した。

NYLON CARBON FIBERモデル材料(引用:MSYS公式サイト)

製品仕様

MakerBotMETHOD 
CARBON FIBER EDITION 
MakerBotMETHODX
CARBON FIBER EDITION
システムサイズ437 (W) x 413 (D) x 649 (H)mm
29.5kg
437 (W) x 413 (D) x 649 (H)mm
29.5kg
造形サイズ190 (W) x 190 (D) x 196 (H)mm(シングル)
152 (W) x 190 (D) x 196 (H)mm(デュアル)
190 (W) x 190 (D) x 196 (H)mm(シングル)
152 (W) x 190 (D) x 196 (H)mm(デュアル)
積層ピッチ0.02-0.4mm0.02-0.4mm
造形材料NYLON CARBON FIBER、Tough、NYLON、PETG、PLANYLON CARBON FIBER、Tough、NYLON 、PETG 、PLA、ABS、ASA、PC-ABS、PC-ABS FR
サポート材料PVA(水溶性サポート材料)SR-30
PVA(水溶性サポート材料)
電力100-240V 3.9-1.6A
50-60Hz 最大400W
100-240V 8.1-3.4A
50-60Hz 最大800W
(引用:MSYS公式サイト)

MakerBotについて

メーカーボットは、FDM方式(熱溶解積層方式)を採用したデスクトップ3Dプリンター。メインマーケットである大学までの教育機関におけるSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育での活用や、製造業など産業界でも幅広い分野で活用されている。2009年の設立よりこれまで全世界で累計10万台以上の導入実績を誇っている。

丸紅情報システムズについて

最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダである。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力とグローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力を強みとしている。

シェアラボ編集部

3Dプリンターの繊細で創造性豊かなところに惹かれます。そんな3Dプリンターの可能性や魅力を少しでも多くの人に伝えられるような執筆を心がけています。

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