1. HOME
  2. 業界ニュースTOP
  3. Fenderの3Dプリンター製ワイヤレス・イヤホンが日本上陸

Fenderの3Dプリンター製ワイヤレス・イヤホンが日本上陸

Fenderブランド初となるトゥルーワイヤレス・イヤホン

Riff Soundworks(本社:シンガポール)は、アメリカの楽器メーカー「Fender Musical Instruments」とライセンス契約を締結し、「Fender Audio」という新オーディオブランドのイヤホンを製造・販売している。そのラインナップに、3Dプリンター製のワイヤレス・イヤホンが含まれると発表があった。Fender Audioは楽天市場、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、eイヤホン、フジヤエービック他で取り扱われる予定だ。

新発売の3Dプリンター製ワイヤレス・イヤホン「TOUR」と「TRACK」

Fenderの新しいブランド『Fender Audio』
Fenderの新しいブランド『Fender Audio』

アメリカの楽器メーカー・Fenderの新ブランド「Fender Audio」で新たにリリースされるのは、3Dプリンター製ワイヤレス・イヤホン。1,000人以上の耳型データを基に、あらゆる耳の形状やサイズでも快適にフィットすることを目指した。3Dプリンターでの製造を行うことで、繊細で美しいシェルの形成が可能になり、人間工学に基づいた快適なフィット感と遮音性を実現している。また、外部ノイズを最大22dB遮断することが可能で、外部ノイズを気にせずに音楽、動画、ゲームなどに集中できるだろう。

今回新登場したのは、「“TOUR” True-Wireless Earphones」と「“TRACK” Professional In-Ear Monitors」だ。TOURは、Fenderブランド初となるトゥルーワイヤレス・イヤホンとして、サウンドをカジュアルに楽しむために開発された。TRACKはプロユースを意識して、ミュージシャン・スタジオエンジニアによるチューニングを施して開発された。迫力のあるパワフルや低域とクリアーな高域、そして広く自然なサウンドステージを体感できる仕上がりとなっている。

「Tour」のカラーモデル
「Tour」のカラーモデル(出典:Fender Audio)

Tourの主な技術仕様

  • 通信方式:Bluetooth 5.0
  • 再生時間:最大5時間(ケース込み18時間)
  • 充電時間:2時間(クイックチャージ15分充電、1時間再生)
  • 対応コーデック:SBC, AptX
  • ドライバー:7mmカスタムダイナミックドライバー
  • 再生周波数帯域:20Hz~20kHz
  • 防水規格:IPX4(運動による汗や小雨に対応する防水規格)
  • 最大通信距離:10m
  • 外形寸法:横幅66mm×高さ33mm×奥行38mm(充電ケース)
  • 重量:9.7g(イヤホン本体)、40.0g(充電ケース)
  • 付属品: シリコンイヤーチップ3サイズ(S/M/L)、充電用USB Type-Cケーブル
「Track」のカラーモデル
「Track」のカラーモデル(出典:Fender Audio)

Trackの主な技術仕様

  • ドライバー:デュアル・ハイブリット・ドライバー
  • 9.4mmダイナミックドライバー、バランスアーマチュア1基(ツイーター)
  • 再生周波数帯域:10Hz~21kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:108dB(1mW / 1kHz)
  • ケーブル長:120cm(2-Pinコネクター着脱式)
  • 入力端子:3.5mmステレオミニ端子
  • 付属品:シリコンイヤーチップ3サイズ(S/M/L)、キャリングケース

イヤホン・電子回路製品の3Dプリンティング関連記事

今回の記事に興味をもった方は、以下の記事もあわせてご覧いただきたい。

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

資料ダウンロード 3Dプリンティング国内最新動向レポート

サイト内検索

関連記事