テルミック、愛知県常滑市と連携!ふるさと納税返礼品に「3Dフィギュア」登録

2025年6月17日
テルミックのプレスリリースより。

金属部品加工のエンターテイナーを目指す株式会社テルミック(愛知県刈谷市、以下、テルミック)は、愛知県常滑市との連携を強化し、「ものづくりエンターテイメント」の推進に乗り出した。同社の3Dフィギュア作成サービスが、常滑市のふるさと納税返礼品として採用され、提供を開始した。(上部画像はテルミックのプレスリリースより。出典:テルミック)

常滑工場で人気の3Dフィギュア、ふるさと納税返礼品に採用

テルミックは、2023年9月より常滑工場内の「3Dラボ」で3Dスキャン技術を活用したオリジナル3Dフィギュア作成サービスを開始。県外からも依頼が相次ぐなど高い関心を集めており、ペットフィギュアや3Dピンバッチ作成などサービスの幅を広げている。今回、常滑市の市制70周年記念イベントで市長が同サービスを体験したことがきっかけとなり、ふるさと納税返礼品としての登録が実現した。

ふるさと納税返礼品としては、Mサイズ(1人分×1体)やLサイズ(1人分×1体)、ペットと一緒のコースなど、複数のコースが用意されている。テルミックは「思い出を形に残す体験が、地域活性化の一助になることを願っている」としている。

テルミック3Dラボの人物造形価格表
テルミック3Dラボの人物造形価格表(出典:テルミック)

工場見学で地域貢献!産業観光に力を入れるテルミック

さらに、テルミックは「産業観光」にも注力。IT技術を活かした働きやすい職場づくりや環境への配慮に取り組み、国内外からの工場見学者が後を絶たない。2024年には国内外から延べ2,729社が見学に訪れ、特に敷地内の「テルミック神社」は外国人来訪者にも好評だという。今年2月には常滑市担当者に「産業観光」としての工場見学を提案し、市の観光パンフレットの配布や外国語対応も進めている。市と連携し、今後も産業観光を通じて地域貢献を進める方針だ。

「キッズエンジニア2025」に出展!地域連携を深めるテルミックの挑戦

また、テルミックは、常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で8月1日から2日にかけて開催される「キッズエンジニア2025」にも出展を決定。地元企業として、ものづくり体験や公式キャラクター「てるみちゃん」のオリジナルグッズのプレゼントを予定している。テルミックは今後も、ものづくりエンターテイナーとして、地元常滑市や地域社会との連携を深め、製造業全体の楽しさと活性化を目指す姿勢を鮮明にしている。

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