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スミソニアン研究所に日本の3Dプリンターに納入ーミマキエンジニアリング

ミマキ mimaki

UV硬化インクジェット方式で世界有数の1,000万色以上のフルカラー造形を実現しているフルカラーの雄、ミマキエンジニアリングの3Dプリンター「3DUJ-553」が、スミソニアン博物館などを有するスミソニアン研究所に納入されることが決まったと発表があった。

スミソニアン研究所は、世界最大の博物館・教育・研究複合施設で、19の博物館・研究センターを持つ。観光地としても有名なワシントンD.C.のスミソニアン博物館以外にもニューヨーク市、バージニア州、アリゾナ州、メリーランド州やパナマなど各地に展示施設を持ち、収集物は1億4,200万点にも及ぶという。

ミマキの3Dプリンターはメリーランド州ランドーヴァーのSmithsonian Exhibits(以降:SIE)のスタジオに納品される予定。

SIEは、スミソニアン研究所の有する博物館のほか、アメリカの博物館などに展示の企画、制作、開発、設計の支援を行っており、展示物や研究目的の模型を製作している。今後、ミマキエンジニアリングの1,000万色以上のフルカラー3Dプリンターで造形された展示物が設置されていく事になるだろう。

SIEチームは、 既にミマキ3DUJ-553プリンターを使用するチーム初のプロジェクトを開始している。スミソニアン国立自然史博物館で現在展示中の「アウトブレイク:つながる世界の伝染病」展で細部まで細かく再現されたウイルス模型を造形し展示する予定だという。

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編集/記者

2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。

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