STARAY、3Dプリントローファー新作『FLANE』発表 ビジネスシーンに対応するUrban Ease Series最新モデル

出典:APPLE TREE
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APPLE TREE株式会社(大阪府大阪市、以下、APPLE TREE)は、3Dプリントシューズブランド「STARAY」より、Urban Ease Seriesの新モデル『FLANE(フレーヌ)』を発表した。なお、STARAYはこれまでにもシェアラボニュースで取り上げており、世界累計10万足を突破するなど市場での存在感を高めているブランドである。

スニーカー性能とビジネスデザインを両立

『FLANE』は、ライン構造とハニカムラティス構造を組み合わせた3Dプリント製ローファーである。スニーカーに近い高反発性と優れた通気性を両立し、日常使用における快適性を高めた設計となっている。デザイン面では、スーツスタイルにも自然に合わせられる落ち着いた外観とし、日本のビジネスシーンへの適応を意識した。従来の3Dプリントシューズが持つカジュアルな印象を抑え、用途の幅を広げた点が特徴である。カラーバリエーションはブラックおよびチョコブラウンの2色、サイズは35〜45を予定。発売は2026年3月30日を予定しており、詳細仕様や販売チャネルは今後発表される見込みである。

ライン×ハニカム構造で実現する快適性

STARAYはこれまで、スニーカーとサンダルの中間的な履き心地を提案するプロダクトで評価を得てきた。高反発ソールや通気性の高いラティス構造により、長時間着用でも疲れにくい設計が特徴である。今回の『FLANE』でもその構造的メリットは継承されており、ライン構造とハニカムラティス構造の組み合わせによって、軽量性・反発性・通気性のバランスを高いレベルで実現している。

出典:APPLE TREE
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ローファーという新領域への展開

今回の最大のポイントは、ローファーというフォーマル寄りのカテゴリーへの展開である。3Dプリントシューズはこれまでカジュアル用途が中心であったが、『FLANE』は外観をビジネス仕様に寄せることで使用シーンを拡張した。一体成形による柔軟性と軽量性を維持しながら、見た目は革靴に近づけるというアプローチは、AMの設計自由度を活かした典型例といえる。

シェアラボ編集部コメント

3Dプリントシューズは「軽量・通気・クッション」という機能面での優位性が明確である一方、ビジネス用途への適応が課題であった。今回の『FLANE』は、そのギャップを埋めにいくプロダクトであり、日本市場における実用性重視の展開として興味深い。特に、ラティス構造をそのまま活かしながら外観をローファーに寄せた設計は、AMならではの設計自由度を活かした事例といえる。今後、企業向けユニフォームや長時間立ち仕事向けシューズなど、BtoB領域への展開も視野に入る可能性がある。

用語解説

■ ラティス構造
3Dプリントで内部を格子状に設計する構造。軽量化と強度の両立に加え、クッション性や通気性など機能性を設計段階で付与できる点が特徴。
■ ハニカム構造
蜂の巣状の六角形を基本とした構造。強度と軽量性のバランスに優れ、3Dプリント製品の内部構造として広く採用される。
■ アディティブマニュファクチャリング(AM)
材料を積層して形状を作る製造技術の総称。3Dプリンティングとも呼ばれ、従来の切削加工では難しい複雑構造を実現できる。

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国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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