次世代の赤ちゃん頭蓋形状矯正ヘルメット「スターバンド3D」を発表 ― AHS Japan Corporation
日本の乳幼児向けヘルメット治療におけるパイオニア、株式会社 AHS Japan Corporationが、赤ちゃんの頭の形矯正を目的とした3Dプリント製、新モデルのヘルメット「スターバンド3D」を発表した。この製品は、Orthomerica社が過去25年間にわたり60万人以上の治療データを解析して開発されたもので、通気性に優れ、軽量化された設計を特徴としている。「スターバンド3D」は、着脱が容易で、日本の高温多湿な環境下でも快適に装着可能。(上部画像は新モデルのヘルメット「スターバンド3D」出典:AHS Japan Corporation)
開発背景と技術革新
開発背景としては、Orthomerica社が「スターバンド」などで25年以上に渡り蓄積してきた60万人以上の治療データを基に「スターバンド3D」の開発が行われた。この長期間の研究とデータ解析が、より効果的で安全な頭蓋形状矯正ヘルメットを生み出すことに寄与している。
「スターバンド3D」の特徴やメリット
3Dスキャナーで計測されたデータを基に3Dプリンターで作成されている「スターバンド3D」は、着脱が非常に容易であるにもかかわらず、薄型の外層シェルがもたらす優れた通気性、製品全体の軽量化を実現している点だ。これらの特性により、赤ちゃんの快適性と頭部形成を効果的にサポートすることが可能となる。
高温多湿な日本の夏に適応するような装着感、赤ちゃんの敏感肌への配慮、及び肌トラブルのリスクを最小化する効果が期待できる。
乳児ヘルメット治療とスターバンド3D
乳児ヘルメット治療は赤ちゃんの頭の形の歪みを効果的に矯正する方法である。「スターバンド3D」は、この治療をより快適で安全に実施するための先進的なツールを提供する。
AHS Japan Corporationは人々の健康に貢献することを使命としており、「スターバンド3D」を含む頭蓋形状矯正ヘルメットを提供している企業である。同社は、品質と実績において世界最高級を誇るOrthomerica社の製品を提供している。
「スターバンド3D」のサービス提供開始予定日は2024年4月1日だ。詳細情報やお問い合わせについては、AHS Japan Corporationの公式ウェブサイトが参照できる。
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