3Dプリンターコミュニティイベント「Japan RepRap Festival(JRRF)」の第2回開催が決定した。開催日は2026年5月30日(土)と31日(日)の2日間で、会場は東京流通センター第二展示場Eホールとなる。昨年初開催されたJRRF2025は、2日間で1,500名以上が来場するなど盛況のうちに終了した。2026年のイベントは「同じコンセプト、倍のスペース」を掲げ、展示規模を拡大して実施される。
目次
展示は90ブース以上、協賛企業30社超を予定
今年のJRRFでは、一般出展(非営利団体や教育機関を含む)が90ブース以上、協賛企業は30社以上を予定している。日本国内だけでなく海外からの出展者も参加予定で、3Dプリンターコミュニティの国際的な交流の場となる見込みである。また、今年は協賛企業の参加を基本的に現地参加のみとしており、展示会場での実機展示や交流の機会が増えることが期待される。イベントの詳細情報は公式サイトで随時更新されている。
子ども向け企画や体験イベントも実施
JRRF2026では、家族連れでも楽しめるイベントとしてスタンプラリーや3Dペン体験の実施が予定されている。会場内では駄菓子店「ミナミナ堂」の出展も予定されており、来場者が休憩しながらイベントを楽しめる環境づくりも進められている。フードトラックの出店については現在検討中としている。
MakerChip交換がコミュニティ文化に
JRRFの特徴のひとつが「MakerChip」と呼ばれるトークン交換文化である。MakerChipは直径40mm、厚さ3mmのコイン型トークンで、自身のロゴやQRコード、独自の造形表現を盛り込んだ自己紹介アイテムとして制作される。3Dプリンターを持つ来場者には制作して持参することが推奨されている。企業視察の来場者にも、名刺ではなくMakerChipの持参が呼びかけられている点がこのイベントの特徴である。MakerChip制作の参考情報は公式ページで公開されている。
https://japanreprapfestival.com/makerchip
開催概要
会場:東京流通センター 第二展示場Eホール
開催日時:2026年5月30日(土)12:00〜18:00、2026年5月31日(日)11:00〜16:00
※5月29日午後および5月30日9:00〜12:00は準備時間
早割チケットを4月10日まで販売
JRRF2026では早割チケットを販売している。販売期限は2026年4月10日23:59までで、通常価格より割安な設定となっている。
- 単日チケット:通常1,600円 → 早割1,000円
- 通しチケット:通常2,800円 → 早割1,800円
小中高生(高専は3年生以下)は無料入場が可能。ただし来場人数把握のため、無料チケットの事前取得が必要となる。
公式グッズも事前販売
公式グッズとしてTシャツとトートバッグの事前販売も行われる。販売はPeatixで行われ、入場チケットとは別途購入が必要となる。

JRRF2026 Tシャツ
サイズ:M/L/LL
早割価格:2,200円
会場価格:3,000円(予定)

JRRF2026トートバッグ
早割価格:1,250円
会場価格:2,000円(予定)
トートバッグはフィラメントなど重量物の運搬にも対応できる厚手素材を採用している。
ボランティアスタッフを募集
運営事務局ではイベントを支えるボランティアスタッフを募集している。募集しているのは以下の2種類。
・当日運営ボランティア
・通訳ボランティア
応募は以下のフォームから受け付けている。
https://japanreprapfestival.com/volunteer
協賛企業・一般出展の募集
協賛企業および一般展示の募集も継続している。ただし会場スペースの都合により、募集が早期終了する可能性がある。
協賛企業情報は契約および企業説明が完了次第、公式サイトで公開される。
https://japanreprapfestival.com/sponsors
出展ガイドライン
https://japanreprapfestival.com/exhibitor-guidelines
編集部コメント
日本国内でも3Dプリンターコミュニティイベントは増えてきているが、RepRap文化を中心に据えたイベントはまだ多くない。JRRFは個人メイカーから企業まで幅広い参加者が集まる点が特徴であり、MakerChip交換の文化も含めコミュニティ色の強いイベントとして注目される。昨年は1,500名以上の来場があったが、今回は会場をEホールに移し規模を拡大する。日本の3Dプリンターユーザーコミュニティの広がりを示すイベントになる可能性がある。
用語解説
| ■ RepRap RepRap(Replicating Rapid Prototyper)は、自分自身の部品を3Dプリンターで作ることを目指したオープンソースの3Dプリンタープロジェクト。多くの個人向けFDM方式3Dプリンターの原型となり、世界中のメイカーコミュニティ形成のきっかけとなった。 |
| ■ MakerChip 3Dプリンターコミュニティイベントで交換されるコイン型トークン。直径40mm、厚さ3mmの規格が推奨されており、ロゴやQRコード、造形技術などを盛り込んで自己紹介カードのように使用される。 |
| ■ Maker(メイカー) 3Dプリンターや電子工作などのデジタル工作ツールを用いてものづくりを行う個人クリエイターやコミュニティの総称。DIY精神やオープンソース文化と結びつくことが多い。 |
昨年の模様を紹介した記事
国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。



