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見積もりから発注までWeb上で完結する法人向け3Dプリントサービスを開始 ― DMM.com

プレスリリースより/出典:DMM.com社

合同会社DMM.com(東京都港区)は、「DMM.make 3Dプリント」事業において、3Dモデルデータをアップロードするだけで見積もりから発注に至るまで全ての手続きをweb上で完結できる「法人受発注サービスβ版」の提供を開始した。また、6月28日からは高い耐熱性や対薬品性、生体適合性などを持つ全17種類のプリント素材の取り扱いも開始している。

画像は「法人受発注サービスβ版」の概要図(出典:DMM.com社)

「法人受発注サービスβ版」の概要

これまで、「DMM.make3Dプリント」では請求書払いの顧客に対しての書類のやり取りはメールや郵便で行われていた。今回の新サービス「法人受発注サービスβ版」の開始は書類のやり取りについての利便性を向上させるものとなる。

無料で行える法人会員登録後に口座開設の審査を通過した法人ユーザーであれば、3Dモデルデータをアップロードするだけで、見積もりから発注までのすべての手続きをweb上で完結させられる。見積書、発注書、納品書、請求書をPDFデータにてダウンロードすることも可能だ。一度アップロードしたデータは履歴が残るため、二回目以降の発注もスムーズに行える。

現在はβ版のリリースだが、ユーザーの意見要望をもとに2ヶ月に1回のペースでアップデートを実施する予定となっている。

新素材17種の取り扱いを開始

プレスリリースより/出典:DMM.com社
2023年6月より、17種類のプリント素材の取り扱い開始を発表(出典:DMM.com社)

「DMM.make3Dプリント」では、新たにStratasys社の3Dプリンター「F900」用の16種のプリント素材と、Nexa3D社の3Dプリンター「NXE400」用のプリント素材1種の取り扱いを開始した。これらの新素材を使った造形の発注も可能となる。今回追加された17種類の新素材は、それぞれが耐熱・耐薬品・曲げ強度・難燃などに特化した特徴を持っているため、広い分野での活用が見込まれている。

また、Stratasys社のF900の全素材も取り扱っている。複数の素材を使いたいときでも、業者を分けずに「DMM.make3Dプリント」にまとめて注文可能だ。F900のエンジニアリング素材の他社見積書を提示することで、他社の見積価格よりも安く提案してくれるサービスも実施している。

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今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中からDMM.comにフォーカスしたものを3つピックアップして紹介する。

ぜひあわせてご覧いただきたい。

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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