最新の表面処理装置「PostPro SFX」の取り扱い開始 ― 3D Printing Corporation
株式会社3D Printing Corporationは、AMT社による最新の表面処理装置「PostPro SFX」の取り扱いを開始した。高品質な3Dプリント部品の需要増加に対応できる卓上型後処理装置には期待感も大きい。(上部画像はAMT社による最新の表面処理装置「PostPro SFX」出典:3D Printing Corporation社)
目次
卓上型後処理装置「PostPro SFX」の特徴と機能
「PostPro SFX」は、FDA認証済みの溶剤「PostPro Pure」を使用し、環境への配慮と安全性を重視している。この装置は、最大11Lの処理エリアを持ち、現在はナイロン12(PA12)に対応している。また、最先端のVapor Smoothing技術を搭載しており、これにより部品の表面を滑らかにし、色合いを向上させるとともに、伸びや耐衝撃性などの物理的性能を高めることができる。
蒸発させた溶剤で表面を溶かし滑らかに。Vapor Smoothing技術
Vapor Smoothingは、蒸発した溶剤を使用し、部品の表面を滑らかにする技術だ。色合いを向上させ、伸び、引っ張り、曲げの性能を高め、 耐久性を向上させるという。また部品肌の表面を完全に密閉するため、気密性・耐水性を高め、空気や液体の侵入を防ぐなど機能改善にも貢献できるという。
FDA認証済みの溶剤使用の後処理装置
「PostPro SFX」は、FDA認証済みの「PostPro Pure」溶剤を使用し、環境に配慮した設計である。特許取得済みのVapor Smoothing技術を搭載し、部品の表面と内部空洞を滑らかにし、機械的特性を向上させる。
ユーザーフレンドリーな操作性
本体サイズは450x500x845mmで、重量は50Kg。卓上で操作でき、セットアップが簡単である。消耗品の取り扱いも容易になった。また自動パラメーター設定ができるTUP Liteにより、部品の厚さや処理エリアの充填レベル、部品の特性を入力するだけで処理設定を自動最適化できる。
技術的仕様と対応性
加工エリアサイズは190x320x190mm。対応材料はNylon12で、今後の材料対応も予定されている。多くの産業用機械メーカーと互換性がある。
この装置は、Sinterit、Markforged、HP、Formlabs、3D Systems、Stratasys、Nexa3D、Prodways Machine、Sintratec、Wematter、Fasoon Technologies、EOS、AM Polymersなど、多くの産業用3Dプリンターで造形した部品の後処理を行うことができる。
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