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ShareLab NEWSハイライト記事ー2021年9月27日~10月8日

毎日こまめに3Dプリンター関連のニュースを追いかけるには、時間と労力が必要だ。
そこでShareLab NEWS編集部が直近2週間の主要ニュースをハイライト記事としてまとめて皆様にお届け!

今回は9月27日~10月8日のハイライト記事を一覧で紹介。この期間では顧客の要望をかなえる新機能が搭載された3Dプリンターやソフトウェアが登場!また、意外なところにも3Dプリンターが活用されている事例も続々登場しつつある。また、身近なところでは新型コロナでの新たな研究結果の発表は今後に大きな期待を寄せている。

3Dプリンターの最新動向を逃さずチェックしてほしい。

【新機能を搭載した最新工業用3Dプリンターが続々登場!】

独自技術で開発したFreeformerの事例3選

ARBURG(以下、アーブルグ社)は、数十年にわたるプラスチック加工の専門知識と、200-3Xおよび300-3XサイズのFreeformerを用いて、積層造形の専門家や初心者に革新的なソリューションを提供している。今回は同社の活動の中でも注目されている熱可塑性エラストマー(TPE)を使った3つの部品事例をご紹介する。

  • 事例1:硬度28ショアAのTPE部品とシール
    事例2:部品の密度と機械のパラメーターの変更が可能
    事例3:硬軟織り交ぜた複雑で機能的なパーツ

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伊3DプリンターメーカーRobozeが自社製品向けスライスソフトウェア「Prometheus」を販売開始

イタリアに本社を置く高温工業用3Dプリンターメーカーの Roboze社が、生産性の向上を念頭に置いて開発された新たな3Dプリント用スライスソフトウェア「Prometheus」(プロメテウス)の販売を開始した。クロスブラウザアプリケーションである Prometheus は Google Chrome や Microsoft Edge など、世界中で人気のあるブラウザの多くで機能する。そのため、既存の3Dプリンターのパフォーマンスを向上させるとのことで注目を集めている。

比較的新しい企業でありながら、Roboze社の3Dプリンターは多くの分野で採用されている。今後も同社の動向は要チェックだ。

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3Dプリンターメーカー Markforged が包括的製造管理ソフト Eiger Fleet を発表

3Dプリンターメーカー Markforged(以下、マークフォージド社)は 3Dプリンターを用いた製造工程を包括的に支援するための管理ソフト Eiger Fleet を発表した。

“Eiger Fleet” は、X7 をはじめとする マークフォージド社製 3Dプリンターの運用支援を目的としている。ただし、Eager Fleet は単独で運用される 3Dプリンターを管理するためのソフトではなく、複数の 3Dプリンターや周囲の製造環境を同時並列的に管理するための API(Application Programming Interface)だ。つまり、Eiger Fleet が真価を発揮するのは、個別の部品製造ではなく複数パーツや複数工程から成る大規模製品を製造する場面だ。マークフォージド社の3Dプリンターの応用技術は今後さらに発展していくだろう。

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ソディック社が長時間高速安定造形に対応した3Dプリンター「LPM325S」の受注を開始

2021年9月16日、神奈川県横浜市に本社を構える工作機械メーカーのソディック社が、現場の稼働率アップを実現する金属3Dプリンター「LPM325S」を開発、10月より受注を開始することを発表した。

LPM325Sの最大の特徴は金属粉末の溶融凝固による3D造形と加工物への基準面加工を一台で行うところだ。これにより3Dプリンターならではの粉末交換作業やメンテナンスによる非稼動時間が大幅に削減される見込みだ。販売予定価格は6,000万円(税抜)、年間の生産目標台数は12台とのこと。

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【新型コロナで注目される医療業界の3Dプリンター活用事例】

カリフォルニア大学バークレー校の学生が3Dプリンターで新型コロナウイルス検査用のモデルを作製

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校の学生 Christos Adamopoulos 氏と同校の研究者である Asmaysinh Gharia 氏が、3Dプリンターを用いて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抑制研究に使用するモデルを作製した。

モデル作成にはBMF社製「microArch S140」を活用。「多重マイクロ流体デバイス」と呼ばれ、、1つのチップでさまざまな種類の検査ができる。さらに、LOC(ラボ・オン・チップ)技術を用いた自動化とハイスループットスクリーニングにより、ウイルスの診断に必要な検査をサポートできる。従来の多重マイクロ流体デバイスは100μmのチャンネルだったが、1つのチップに20本のチャンネル搭載を可能とした。また、従来のフォトリソグラフィーでは必要な型を得るために1週間以上かかっていた工程を数日に短縮。積層する各層を正確に配置でき、労力を増やすことなく、より複雑なデバイスの製作が可能になったのは大きな成果と言える。

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打たない注射?3Dプリントされたマイクロニードル型ワクチンパッチの研究開発がすすむ

スタンフォード大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究チームは、3Dプリンターで作製した「ワクチンパッチ」のほうが従来の注射によるワクチン接種よりも効果が高いと発表した。

いわば「皮膚に貼る注射」だ。注射針と違って痛みは伴わず、内服液と違って消化管や内臓に負担もない。また自己投与できるというメリットがある。今回開発されたマイクロニードルは直接3Dプリントできるため、マイクロニードルの質とコストの両面が担保できると期待される。まだ研究段階ではあるものの、医師や看護師なしで自己投与可能なワクチンパッチが安価に開発されれば、ワクチン不足の国にも行きわたりやすくなる。時間はかかるだろうが、今後の動きに注目したい。

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【意外なところで活用される3Dプリンター事例を紹介】

3Dプリントされたミツバチの巣による生態系保護活動

英ランカスター大学の研究グループは、マルハナバチ(bumblebee)の巣を3Dプリンターで作製し、ミツバチの行動に関する調査と、個体数の保護に役立てる研究を推進している。

その研究の一環として、環境科学者のフィリップ・ドンカースリー博士らは、3Dプリント技術を用いて、ウェブカメラ付きのマルハナバチの巣を作製した。この巣箱は “Bee Box” の愛称で呼ばれている。Bee Box は再生プラスチックを原料としており、半球状の黒いドームのような見た目を持つ。牛などの好奇心旺盛な哺乳類から壊されないよう、地中に埋め込むことができ、強度面も十分だ。まだ研究段階ではあるものの、今後は一般販売への展開も予定している。

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今やパンプスもオーダーメイド!?3Dプリンターで実現する新ビジネスの秘密にせまる

ここ2、3年、3Dプリンターを使ったオーダーメイドのパンプス製造サービスがぞくぞくと登場し、注目をあつめている。

今回の記事では、3Dプリンターを活用したオーダーメイドパンプスを手がける「AYAME」「Soleil Sole」「Shoe-Craft-Terminal」の3Dプリンターをどのように導入したのか、3Dプリンターで何が実現できたのか、またそこから見えてくる3Dプリンターを活用したビジネスの可能性を紐解いていく。どの企業も悩ましい部分として挙げられる「3Dプリンターの使いどころ」の重要性が見えてきた。

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世界初!アップリサイクリングされた3Dプリントによる小型ヨット”ベルーガ”をミラノデザインウィークに出展

イタリアの3DプリンティングサービスビューローのCaracol社(以下、カラコル社)と、グリーンテクノロジービジネスのNextChem社(以下、ネクストケム社)は共同で、3Dプリントされた小型ヨットの船体プロトタイプ「Beluga(ベルーガ)/共同研究プロジェクト名)」を「ミラノデザインウィーク2021」に出展した。

この小型ヨットの船体は、ネクストケム社のリサイクル素材MyReplast™が使用され、カラコル社が得意とするサイズ制限がない6軸ロボットアームに独自開発した材料押出方式での3Dプリンターを使用して、ワンピースで製造された。大規模な3DプリントによるAM(アディティブ・マニュファクチャリング)の世界と、素材のアップサイクリングが提供する可能性に注目が集まる。

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大規模な3Dプリント公園、わずか10週間で中国・深圳に誕生!

5,523平方メートルの広大な3Dプリントパークが中国・深圳に完成した。このプロジェクトの技術サポートチーム責任者である新華大学建築学部の徐維国(シュ・ウェイグゥオ)教授によると、完成までに約10週間しかかからなかったそうだ。この公園は、中国南部の深圳世界博覧会コンベンションセンターにあり、ベンチ、擁壁、花壇、彫刻、縁石などが、コンクリート押出機を装備した産業用ロボットアームを使って3Dプリントされている。

注目するポイントは広大な公園での大型造形の展示のほか、コンクリートの製造過程で利用される素材は、機械で成形された廃砂の粒など、リサイクル素材を多用している。地球上の約半分のコンクリートを使用しているといわれる中国にとって、この配慮は重要だ。

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【ついに国内でも!自動車業界での3Dプリンター実用化事例】

3Dプリント技術で蘇る!トヨタ初のGRヘリテージパーツプロジェクトをSOLIZEがサポート

製造廃止となった純正補修部品の復刻生産する日産自動車の「NISMOヘリテージ」にてオンデマンド生産の共同開発に携わった3Dプリンティングサービス企業 SOLIZE株式会社(東京都千代田区)は、新たにトヨタ自動車の「GRヘリテージパーツプロジェクト」向けに、製造廃止となったA70スープラをはじめとする純正補修部品の復刻生産をAM(アディティブ・マニュファクチャリング)で行うと発表した。自動車のデジタル製造を進めるための長期的なパートナーシップを開始する足がかりを掴んだ。

自動車業界のCASE化によって故障発生率を今まで以上に抑えられ、大小に関わらず事故を未然に防ぐことにつなげられる。また部品点数の減少に伴い生産ラインの稼働率を高められ、生産台数を最小限に抑えつつ、車両の保守性を向上させることが期待されている。SDGsを背景とする自動車産業の変革はさらなる追い風とともに加速化することが予想されるだろう。

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